本日(2026年9月11日日本時間)、25H2と24H2の最新版とも言えるRelease Preview Builds 26100.9539 / 26200.9539が提供
Microsoftより、Windows 11のRelease Previewチャネル向けに最新アップデートとなるBuild 26100.9539(バージョン 24H2向け)およびBuild 26200.9539(バージョン 25H2向け)がリリースされました。
今回のアップデートでは、Copilotキーのリマップ対応やエクスプローラーの使い勝手向上、タッチパッドの新ジェスチャー、Emoji 17.0の追加など、日常の作業効率に関わる多数の機能追加・改善が行われています。主な注目ポイントを分かりやすくまとめました。
1. Copilotキーのリマップ設定に対応
Copilotキー搭載PCにおいて、Copilotキーを「右Ctrlキー」や「コンテキストメニュー(右クリック)キー」として動作させるリマップ設定が公式に追加されました。従来のショートカット入力や作業スタイルを維持したいユーザーにとって非常に嬉しい改善です。
2. エクスプローラーの利便性と安定性の向上
- プレビュー表示の仕様調整: WebからダウンロードしたHTMLファイルで警告確認後にプレビューできる「Preview anyway(プレビューする)」ボタンが追加され、PDFなど非HTMLファイルは自動プレビューされるようになりました。
- ホーム画面の状態保持: エクスプローラーのホームにあるセクションの折りたたみ/展開状態が記憶されるようになり、再起動後も作業状態を維持できます。
- 詳細ペインの整理: クラウドファイルのサムネイル表示の信頼性が向上し、プロパティ確認がしやすいレイアウトへと再構成されました。
- アドレスバーの不具合修正: アドレスバーの右端付近をクリックして編集モードに入った際に、内容が消去されてしまう問題が修正されています。
3. タッチパッドに新たなジェスチャーを追加
高精度タッチパッド(Precision Touchpad)向けに、以下のスクロール操作が利用可能になりました。
- 1本指スクロール: タッチパッドの左右の端を使って1本指で上下スクロールが可能に。
- 自動スクロール: スクロール中に指をタッチパッドの端付近へ移動させることで、指を離さずに継続してスクロール可能に。
4. 「Emoji 17.0」のサポートとデザイン刷新
- 新しい絵文字の追加: 顔が歪んだ絵文字、戦闘の煙(Fight cloud)、毛むくじゃらの生物などの「Emoji 17.0」が利用可能になりました(
Win+.キーで呼び出し可能)。 - 既存絵文字のデザイン調整: 敬礼する顔、隙間から覗く顔、ガチョウ、ハスの花、キスする猫などのデザインが見直され、他プラットフォームとの統一感が向上しています。
5. アクセシビリティ・表示関連のアップデート
- アプリを常に最大化して起動する設定: 「設定」>「アクセシビリティ」>「視覚効果」に、アプリ起動時に自動でウィンドウを最大化する設定が追加されました。
- 拡大鏡のモダンデザイン化: 拡大鏡ツールバーのアイコンや余白がWindows 11のUIに合わせて刷新されました。
- Tips(ヒント)ウィジェット: Windowsの役立つ使い方を紹介するウィジェットがウィジェットボードやロック画面に追加できるようになりました。
6. Bluetoothとデスクトップ壁紙の改善
- Bluetooth: 通話中の音量調整フライアウト表示、切断状態の正確な反映、LE Audioや共有オーディオの安定性向上、ストリーミング中のクラッシュ(エラーコード 0x139)の修正など、大幅にブラッシュアップされています。
- 壁紙・個人用設定: DIB画像形式のサポート、マルチデスクトップでのスライドショー壁紙の維持、縦画面モニターでのプレビュー表示の改善などが行われました。
7. システム管理・リカバリ環境(WinRE)の進化
- WinREでのWi-Fi自動再利用: 回復環境(WinRE)実行時、Windows内に保存されているWi-Fiプロファイルを自動利用してオンライン復旧できるようになりました。
- カメラロールのバックアップ導線: 「設定」からQRコード経由でOneDriveへのカメラロールバックアップを簡単にセットアップできるようになりました。
- PC-to-PC Migrationの提供終了: これまで段階的に展開されていたPC間直接データ移行機能が終了し、データ移行は標準の「Windows バックアップ」アプリへ一本化されます。
まとめ
今回のビルドはRelease Preview向けのため、順次段階的展開(Gradual rollout)を経て、近いうちに一般提供(GA)の累積更新プログラムとして全ユーザーに配信される見込みです。日常的に使う機能の細かなストレス解消やキーボード・タッチパッドの操作性向上が多く含まれており、一般配信が楽しみなアップデートとなっています。