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Mac Windows

iPadをMacやWindowsのモニターにする(タッチパネル・キーボード・トラックパットもiPadのものを利用) Duet Display & HDMIキャプチャー

執筆者:山崎信悟 2001年からマイクロソフト認定トレーナーとして活動。パソコン自作歴30年以上。元プログラマー。元大規模ネットワークエンジニア。

iPadと記載しましたが、Androidタブレットでもできます。マルチOS対応です。レスポンスも良いです。

Mac miniとiPadがあれば、Duet Displayを使うことによってメインモニターとして使うことができます。

しかもiPad用の Magic Keyboardのキーボードおよびトラックパットも使えます。ロマンありすぎ。有線だけでなく無線(Wi-Fi)にも対応しています。

サブモニターとして使うならmacOS Catalina 10.15が正式にリリースされたことにより、OS標準の機能としてサブモニターとしてiPad Proが使えるようになりました。この機能のことをSidecarといいます。macOS Sequoia 15.1でも試しましたが残念ながらSidecarでは単独のメインモニターにはなりませんでした。orz

Sidecarを使用してMacのサブモニターとしてiPadを使う方法

メインモニターとして使いた場合は、Duet Displayを活用ください。Mac mini 2018からできる技です。ただし、ログインした状態でないと使えないため、パスワードをなしにするか画面表示がない状態でパスワードを入力するかタッチIDを使用する(スリープ復帰のみ)か。いずれにしても、ここが問題です。

私が試した環境

以下の3つです。Sidecarが使えない場合にDuet Displayが有効です。指紋認証を使ったりパスワードなしでログインするようにすることで、iPadをメインモニターとして使えます。ただ、セキュリティ的に良くないのでモバイルモニターを素直に使った方が良いです。

  • M4 Mac mini
  • iPad Pro 11インチ(第2世代)
  • USB-Cケーブル

  • Mac mini 2018
  • iPad Pro 12.9(2nd)
  • USB-C - Lightningケーブル

Duet Displayをインストール

公式HP『Duet Displayのホームぺージ

Duet Displayは1週間なら無料で利用できます無料で使うときもサインインが必要です。

いつもならメールIDでサインインしているのですが、無料で使うにはクレジットカードの登録が必要です。Apple IDならクレジットカードが登録されているからかクレジットカードの登録が省略できました

買取方も登場しました。もともとは、サブスクリプションしかなかったのですが、買取方も登場しています。

3年以上使うか否かがポイントになりそうです。iPhone経由なら割高で月払いもできます。

上記はWeb版での価格です。iPadで見るとApple税がかかります。Apple Store経由だとかなりぼったくられるのでWeb経由がおすすめです。

Duet Proは、年間払いより月払いの方がなぜか安いです。

MacとiPadの両方にインストールします。

Windows・Mac版は、『Duet Displayのホームぺージ』にあります。

左側がMac版、右側がWindows版です。

iPad版は、『‎Duet Display (App Store)』にあります。

USB-C - Lightningケーブル以上があるとGood!

最新のiPad ProならUSB-C to USB-Cで10Gbps以上が期待できます。

Lightning接続のiPad ProならUSB-C - Lightningケーブルがオススメです。転送能力がUSB2(500Mbps) ⇒ USB3(5Gbps)へと10倍にアップし、画面の描画もスムーズになります。

無線は、電波の状況に依存するし、有線には負けます。ケースバイケースで使い分けましょう。

尚、充電能力も高くUSB-C - Lightningケーブルがあると、従来のLightningケーブルと違って充電しながら使うことができます。11.5W充電。4.89V 2.36Aと一昔の急速充電並に早くできます。USB-C to USB-Cも同様の性能だと思われます。

操作方法

普通に行っただけだと、ログイン画面が表示されないため使うことができません。

今回は、ログイン画面を省略することで実現しました。

Dockから「システム環境設定」をクリックします。

「ユーザーとグループ」をクリックします。

「変更するにはカギをクリックします。」をクリックします。

パスワードを入力し、「ロックを解除」をクリックします。

ログインオプションをクリックします。

自動ログインを、「オフ」から使っているユーザーに変更します。

以上で、自動的にログインすることで「Duet Display」サービスが起動して使えるようになります。

ログイン項目に「duet」があるか確認すると安心です。

iPad側は、Duet Displayを起動して待機するだけです。

iPad Pro 12.9(3nd)ならUSB-C-USB-Cケーブルでつなげると思います。

Duet Displayの設定について

Mac側で行います。画面右上のduetアイコンをクリックし、「詳細な設定」をクリックします。

MacもiPadもパワーが有り余っているので「60FPS」、「Pixel Perfect」で大丈夫です。

まとめ:モバイルとして活用できる

iPadがあると、サブモニターだけでなくメインモニターとしても使うことができることも確認できました。

出先にWi-Fiが無くても、iPhoneでデザリングしながら使うと良いですね!

電源コネクタの1つがあれば良いことになります。

関連URL

動画にて説明しましたHDMIキャプチャー。アプリはCamXがおすすめです。

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