2025年10月21日にTERRAMASTERからF4-425 Plusが発売しました。
そして2025年12月15日にTOS 7のパブリックベータ版が提供され早速使ってみることとしました。

TOS の15周年を飾る本アップデートは、NAS を“単なる保存場所”から“オールインワンのプライベートクラウド基盤”へ進化させる大規模リニューアルです。使った感想としては見た目がよりモダン的な分かりやすい表現となっています。ただ、専門用語が急に表示されたりするので家電と言うよりは従来通りNAS・ホームサーバー・オフィスNASと言える機材です。
その点UGREENさんのNASは、専門用語を使わず頑張って家電レベルにまでしているようにも感じるのでTERRAMASTERも頑張って欲しいなと思う。
やった分かった正直、HDD × 2のNASで十分
現在のNASはパーソナルクラウドが簡単にできるので、1000Mbpsこと1000BASE-T以上で統一し、同期設定すれば高速に利用することが出来ます。
また、大容量すぎてPC側に保存できず同期出来ない部分に関しては、Fileサーバーとして利用すれば十分であり、こちらも1000Mbpsこと1000BASE-Tで十分です。
レビューする以上は、検証する必要が出てきたので以下の機器をそろえました。
TERRAMASTER F4-425 Plusは提供されたが... 20万円の自己負担
TERRAMASTERと言えば、『ストレージ業界の新風 TerraMaster D5-300C』とのことで2017年12月7日にお世話になりました。今や中国製NASの老舗と言える存在です。
応援したくレビューすることとしましたが、自腹で買う機器の金額が半端ないことになりました。
- Seagate BarraCuda 3.5 24TB NAS バックアップ用
43,300円 - 5,127pt = 実質38,173円 - Seagate IronWolf 8TB ST8000VN002 × 4 RAID 5用
(31,414円 -6,308pt) × 4 = 実質100,424円 - TP-Link スイッチングハブ 10GE HUB TL-SX105
31,860円 - 6,087 pt = 実質 25,773円 - OWC Thunderbolt 4 10G Ethernet Adapter
31,690円 - TP-Link スイッチングハブ 2.5GE HUB TL-SG105-M2
8,900円
検証をするために合計 204,960円も使用してしまいました。
24TBのパーソナルクラウドを実現したため、5年も使えば投資した元がとれると言えます。
5Gbps×2の設定について
BONDの設定をしても
SMB Multichannelをしても差がありません。
計測結果について
RAID 5 HDD × 4 Wi-Fi 6 ほぼ1000BASE-Tと同じスコアが出ます。ランダム性能はかなり違います。

RAID 5 HDD × 4 1000BASE-T。

RAID 5 HDD × 4 2.5G BASE-T。

SSD 2.5G BASE-T。ランダムアクセスが圧倒的に早いハズが変わりません。

RAID 5 HDD × 4 5G BASE-T。

SSD 5G BASE-T。HDDと比較して優位性なし。

10G BASE-Tとも比較しましたが、差がありませんでした。
関連URL
TERRAMASTER F4-425 Plus
Intel N150 16GB DDR5 RAM、M.2スロット × 3、HDD × 4 5GbE LAN×2でこの価格は安いです。
NASのバックアップ用に購入しました。
16TB × 2で良いと正直思いました。今回は8TB × 4で測定。
1000BASE-Tで十分ですが、2.5GEハブも安くなってきました。2.5倍のパフォーマンスがでるので買う価値あり。
10GBEは、コスパが悪いです。全然安くならない。ちなみに5GE HUBはないようです。販売されている多くの10GBEハブは5GEも使えます。
鉄板の10Gを購入しました。Thunderbolt 4 / 3に対応したPCは沢山ありますが、10GBEポートがあるPCはハイエンドPCでも僅かです。





