Windows 10が2025年10月15日をもってサービスが終了しました。とはいえ「拡張セキュリティ更新」によって簡単に無料で出来るので心配無用です。
簡単 無料!Windows 10サポートを2026年10月13日まで延長する方法
Microsoft Defender(ウイルス対策ソフト)は2028年10月まで提供し続けるので、継続して使用しても安心です。

2025年10月16日に「更新プログラムのチェック」を押すとESUを適用していなくてもワクチンが提供されています。

最後の「累積更新プログラム」KB5066791が提供
修正プログラムは、毎月第2火曜日の翌日に配布されます。サービス終了と表示されているのに2025年10月15日にKB5066791が適用されるのは不思議な気分になります。

2025年10月14日(米国時間)、MicrosoftはWindows 10向けに最後の累積更新プログラム「KB5066791」をリリースしました。
これにより、2025年10月をもってWindows 10は正式にサポート終了となりました。
更新内容の概要
KB5066791は、Windows 10 Version 22H2 / 21H2向けの累積的なセキュリティ更新です。
更新後のOSビルドは以下の通りになります。
- 21H2: OSビルド 19044.6456
- 22H2: OSビルド 19045.6456
このアップデートには複数の修正・改善が含まれています。
修正点一覧
- 中国語IMEの修正: Unicode文字が正しく表示されない不具合を修正(GB18030標準準拠に)
- 文字入力制御バグの修正: USER32 Editコントロールでサロゲートペアが空白になる現象を解消
- WinRM/PowerShellタイムアウト問題の修正: コマンド実行が600秒で強制終了する問題を修正
- Azure環境の証明書更新: 新しい証明書チェーンを導入し検証を強化
- Faxモデムドライバの削除: 旧ltmdm64.sysを削除。該当ハードウェアは今後使用不可
既知の不具合
今回のアップデートには既知の不具合は報告されていません。
Windows 10サポート終了と今後の選択肢
このKB更新をもって、Windows 10の無料サポートは終了します。
以降は以下の3つの選択肢が提示されています:
- Windows 11へアップグレード(対応機種なら無料)
- Windows 11搭載PCを新規購入(非対応機種向け推奨)
- ESU(拡張セキュリティ更新プログラム)へ登録
- 個人ユーザーは最低でも1年間(~2026年10月14日)
- 組織や企業は最長3年の延長が可能
セキュアブート証明書の有効期限に注意
Microsoftは同時に、Secure Boot証明書の有効期限(2026年6月以降)にも注意を促しています。
期限切れのまま放置すると、将来的に安全な起動ができなくなる可能性があります。
まとめ
- KB5066791はWindows 10最終版の累積アップデート。
- 主な修正はIME・文字入力・PowerShell通信など。
- 不具合なしで安定稼働。
- サポート終了後はESUまたはWindows 11移行が推奨。