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【緊急】Windows 11 各バージョンに定例外の緊急更新プログラムが配信開始(KB5129195 ほか)

Microsoftより2026年9月15日未明(日本時間)、Windows 11を対象とした定例外の緊急更新プログラム(OOB:Out-of-Band)が一斉に公開されました。

今回のパッチは、毎月第2火曜日に配信される「月例アップデート」のスケジュール外で臨時にリリースされたものです。緊急度が高い修正が含まれているため、対象バージョンをご利用中の方は早めの確認と適用をおすすめします。

今回公開された緊急更新プログラム一覧

KB番号対象バージョン更新後ビルド種別
KB5129194Windows 11 26H128000.2956定例外の緊急リリース (OOB)
KB5129195Windows 11 25H226200.9457定例外の緊急リリース (OOB)
KB5129195Windows 11 24H226100.9457定例外の緊急リリース (OOB)
KB5129242Windows 11 23H222631.7584定例外の緊急リリース (OOB)

※ Windows 11 25H2 と 24H2 は同一のKB番号(KB5129195)で提供されています。

今回のアップデートで改善・修正される内容

本緊急リリースでは、9月の月例パッチ適用後に発生していた以下のトラブル・セキュリティ問題が対処されています。

1. リモートデスクトップサービス(RDS)の接続障害・フリーズ

9月の月例更新適用後、リモートデスクトップ接続(RDP)の失敗やサインイン不能、接続構成中にサーバーが応答しなくなる不具合が発生していました。また、関連する管理コンソール(MMC)、エクスプローラー、Windows Update設定画面が応答停止(クラッシュ・フリーズ)する現象が解消されています。

2. Hyper-V / Linux仮想マシンの共有フォルダー(Plan9)障害

HCS(Host Compute System)で管理されるLinux仮想マシン環境(WSLや仮想化連携ツール等)において、Plan9を利用したホストフォルダー共有が機能せず、共有フォルダーが認識されない・アクセス不能になる問題が修正されました。

3. USBオーディオ機器のマルチチャンネル/3Dオーディオ機能の回復

一部のUSB Audio Class 1.0対応デバイスにおいて、通常のステレオ再生は可能でも、8チャンネルや3Dオーディオといったマルチチャンネル機能を使用した際に動作しなくなる問題が修正されました。

4. 特権昇格のセキュリティ脆弱性(CVE-2026-62721)の修正

Windows User-Mode Power Service(UMPS)に存在した特権昇格の脆弱性(CVE-2026-62721)に対する保護対策・セキュリティパッチが含まれています。

各パッチの詳細情報とダウンロード先

■ Windows 11 26H1 向け

■ Windows 11 25H2 / 24H2 向け

■ Windows 11 23H2 向け

「定例外の緊急リリース(OOB)」とは?

通常、Windowsのセキュリティ更新は毎月第2火曜日(日本時間では水曜日未明)の「月例パッチ」として定期配信されます。

しかし、次回の月例配信まで待てないような重大なセキュリティ脆弱性や、業務・システム停止につながる深刻なバグが発覚した場合、Microsoftはスケジュールを前倒しして「定例外(臨時)」でパッチを配信します。これが「OOB(Out-of-Band / 定例外更新)」です。

アップデートの適用手順

  1. 「Windows Update」から適用する場合(推奨)
    • 「スタート」ボタン →「設定」→「Windows Update」を開きます。
    • 「更新プログラムのチェック」をクリックすると、該当の更新プログラムが自動検出されます。
    • ダウンロードとインストールが完了したら、PCを再起動してください。
  2. 手動(オフライン等)で適用する場合
    • 社内端末の一括更新やネットワーク制限環境にあるPCの場合は、上記の「Microsoft Update カタログ」リンク先から該当ビルドの .msu ファイルを直接ダウンロードし、実行してください。

まとめ

定例外で配信されるパッチは優先度が高い修正が多いため、業務環境等で影響がないか確認しつつ、速やかにインストールを完了させることをおすすめします。

詳細なリリース履歴や既知の不具合情報については、Windows 11 リリース情報(Microsoft公式) を併せてご確認ください。

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