待望のRufus 4.10が2025年9月24日に登場しました。Windows 25H2に正式に対応しており以下のことができることを25H2 RP版で確認しています。あとは25H2の正式版がでるのを待つだけです。
- 古いPCに25H2インストール
- 古いPCを25H2にアップグレード
- USBメモリによるWindowsの起動
(Windows To Goもどき) - ISOファイル化
Rufus 4.10の特徴はUSBメモリのISO化
変更点は以下の通りです。
- バージョン 4.10 (2025.09.24)
- ダーク モードのサポートを追加します (@ozone10 提供)。
- 互換性のあるメディアの作成をサポートしました
Windows CA 2023
(Windows 11 25H2 ISOイメージが必要です)。詳細については、RufusのFAQをご覧ください。 - 既存のドライブを ISO に保存するためのサポートを追加します (UDF のみ)。
- VHD/VHDX に保存する際のエラー報告を改善しました (@Kazkans に感謝します)。
- Linux Mint の永続性サポートを改善します。
- 一部のタイムゾーンで UEFI DBX 更新が報告される問題を修正しました。
- ISO モードでファイル システムを選択できない状況を修正しました。
- 非常に長いパスを持つ Windows ISO を処理しようとしたときに発生するクラッシュを修正しました。
Beta版では、ダークモードの完成度が低く、ダークモードにすると文字が読めない致命的なトラブルがありました。

正式版ではベータ版の不具合が修正されていました。

USBメモリのISO化が可能になったためUSBメモリを使わなくても無条件でWindows 11 25H2へアップグレードできるようになりました。ISOファイルを作るのが面倒ですが、事前に無条件インストール可能なISOファイルを準備していれば一番簡単なアップグレード方法です。
ISO化したファイルは、残念ながら起動ディスクにはなりませんでした。この点は残念。
当たり前のことになりますが、USBメモリでは起動可能。USBメモリ化するためのISOファイルからは起動できます。