本日、XFXより待望の新型グラフィックスカード「Radeon RX 9060 XT Series」が正式に発表されました。AMDの最新RDNA™ 4アーキテクチャを採用し、1440pゲーミングをターゲットにしたこのシリーズは、ゲーマーにとって魅力的な新世代GPUとなっています。
※毎日チェックして本日から公開されたことを確認しています。日本時間で前日の夕方以降の可能性もありえます
主な特徴
- 最新RDNA™ 4アーキテクチャ搭載
RX 9060 XTは、AMDのRDNA™ 4アーキテクチャに基づき、統合型コンピュートユニット、進化したレイトレーシング、AIアクセラレータを搭載。これにより、映像のリアリティやゲームの応答性が大幅に向上しています。 - AIパワーで進化したビジュアル体験
AMD FidelityFX™ Super Resolution 4やHYPR-RXなど、AIを活用したアップスケーリングやフレーム生成技術により、対応タイトルで高品質かつ滑らかな映像体験が可能です。 - 多彩なモデル展開とデザイン
RX 9060 XTシリーズは、ブラック・ホワイトの2色展開。トリプルファンやデュアルファン仕様、8GB/16GBのGDDR6メモリ搭載モデルなど、用途や好みに合わせて選択できます。さらに、XFX LEDロゴやライトバーを搭載したモデルも用意され、ゲーミングPCのデザイン性も高められます。 - 冷却性能と静音性の両立
XFX独自のGhost Thermal 3.0設計を採用し、エアフローと放熱性を大幅に強化。パススルーベントや高性能ヒートパイプ、アルミフィン、プレミアム冷却パッドにより、長時間の高負荷ゲーミングでも安定した動作と静音性を実現しています。 - 将来性も抜群
PCI Express® Gen 5対応、最大16GB VRAM、AMD Smart Access Memory™など、最新のAMD Ryzen™ 9000シリーズCPUとの組み合わせでシステム全体のパフォーマンスを最大限に引き出せます。DisplayPort™ 2.1aやHDMI 2.1bもサポートし、最新の高リフレッシュレートディスプレイにも対応。
モデルラインナップ例
XFX MercuryとXFX Swiftは、クロックこそ同じですがサイズが違います。
| モデル名 | ファン構成 | メモリ容量 | ブーストクロック | ゲームクロック | サイズ（長さ×幅×高さ） | カラー |
|---|---|---|---|---|---|---|
| XFX Mercury RX 9060 XT OC Gaming Edition | トリプルファン | 16GB | 3320MHz | 3000MHz | 360mm × 72mm × 155mm | ブラック |
| XFX Swift RX 9060 XT OC Triple Fan | トリプルファン | 8GB/16GB | 3320MHz | 3000MHz | 325mm × 65mm × 150mm | ブラック/ホワイト |
| XFX Swift RX 9060 XT OC Dual Fan | デュアルファン | 8GB/16GB | 3320MHz | 3000MHz | 304mm × 126mm × 50mm | ブラック/ホワイト |
- Mercuryは非常に大型で、冷却性能と高耐久性を重視した設計です。
- Swiftはややコンパクトで、より多くのPCケースに対応しやすいサイズです。
PCケースへの収まりやエアフローも考慮して、最適なモデルを選択してください。
XFX Mercury RX 9060 XT OC Gaming Edition
XFX Swift RX 9060 XT OC Triple Fan
XFX Swift RX 9060 XT OC Dual Fan
XFX MercuryとXFX Swiftの違い
XFXのRadeon RX 9060 XTシリーズには「Mercury（マーキュリー）」と「Swift（スウィフト）」という2つの主要なモデルラインがあります。それぞれの特徴と違いを以下にまとめます。
| 特徴 | XFX Mercury（マーキュリー） | XFX Swift（スウィフト） |
|---|---|---|
| 位置付け | フラッグシップ（最上位） | エントリー～ミドルレンジ |
| 冷却機構 | ベイパーチャンバー＋高性能ファン （Magnetic Airファン採用モデルあり） | 標準的なコールドプレート＋ファン |
| ファン | ダブルボールベアリング＋Magnetic Air（着脱式/高耐久） | ダブルボールベアリング（着脱不可） |
| サイズ | 非常に大型（長さ約360mm、3.5スロット） | やや小型（長さ約320mm、3スロット） |
| デザイン | 近未来的・エッジの効いたデザイン＋フルARGBライトバー | シンプルでエレガントなデザイン＋ライトバー |
| オーバークロック | 最高クラスのOCモデルを展開（高クロック・高TGP） | ベース～やや高めのクロック設定 |
| 保証 | 3年保証（要登録） | 2年保証（要登録） |
| 価格帯 | 高価格帯 | 手頃な価格帯 |
MercuryとSwiftの違い!詳細解説
XFX Mercury（マーキュリー）
- XFXの最上位モデルで、冷却性能・ビルドクオリティ・オーバークロック性能すべてが最高クラスです。
- ベイパーチャンバーやMagnetic Airファン（マグネット着脱式）など、独自の高機能冷却技術を搭載。
- サイズが非常に大きく、PCケースの対応に注意が必要です。
- フルARGBライトバーや高級感のあるデザインが特徴です。
- 最高スペックのOCモデルが用意され、長期保証（3年）も付帯します。
XFX Swift（スウィフト）
- シンプルかつコストパフォーマンス重視のエントリー～ミドルレンジモデルです。
- 冷却は標準的なコールドプレート＋ファン構成で、必要十分な冷却性能を確保。
- サイズはMercuryより小さく、より多くのPCケースに対応しやすいです2。
- ARGBライトバーやシンプルなデザインで、ビルドのカスタマイズ性も確保。
- 保証期間は2年とやや短めで、価格も抑えられています。
MercuryとSwiftの違い!まとめ
- 最高性能・冷却・デザイン・保証重視なら「Mercury」
- コストパフォーマンス・コンパクト性重視なら「Swift」
用途や予算、PCケースのサイズに応じて選択するのがおすすめです。
まとめ
XFX Radeon RX 9060 XT Seriesは、最新世代のゲーミングパフォーマンスとデザイン性、そして将来を見据えた拡張性を兼ね備えたGPUです。1440pゲーミングをメインに、AIによる映像強化や高い冷却性能、豊富なバリエーションで、幅広いゲーマーのニーズに応えてくれることでしょう。新しいグラフィックカードの購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
公式サイトでも詳細が公開されていますので、気になる方はぜひご覧ください。
XFX Radeon RX 9060 XT Series 公式ページ同じモデル名で複数型番が確認されています。おそらく販売経路の違いと思われます。末版が「a」はAmazonでしょうか。
