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ハードウェア

AMD AGESA 1.2.0.2 マルチCCDのコア間レイテンシが大幅短縮

執筆者:山崎信悟 2001年からマイクロソフト認定トレーナーとして活動。パソコン自作歴30年以上。元プログラマー。元大規模ネットワークエンジニア。

BIOSのアップデートは頻繁に行うものではありませんが、IntelのCPU破壊であったりAMDの深刻な脆弱性Sinkclose(SMM Lock Bypass)があったりとBIOSをアップデートすべき内容が増えています。

AMD CPUの場合は12コアを超えるとCCDが2つになり、この二つをまたぐような処理を行うとレイテンシが発生し処理速度が低下します。AGESA 1.2.0.2を提供することでAMD AGESA 1.2.0.2 マルチCCDのコア間レイテンシが大幅短縮されますので、私が使っているAMD Ryzen 9 7950Xでも恩恵があります。

AGESA 1.2.0.2の確認方法は、『深刻な脆弱性Sinkclose!全Ryzen CPUはBIOSアップデートをやるべし (SMM Lock Bypass)』で詳細を伝えているので、確認しAGESA 1.2.0.2以降が提供されたら適用すると性能改善が期待できます。AMDの12コア以上のCPUを使っている方は、ぜひ適用しましょう。

AMD CPUは、4つのコアごとにCCXでグループ分けされています。以下のDIE0がCCDの単位になります。DIE0とDUE1がやり取りをするとレイテンシ(遅延)が発生する問題がありましたが、AGESA 1.2.0.2にすることで改善するとのことです。

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