Windows 11 バージョン 25H2の主な新機能・変更点は後述の通りです。一般提供開始は9月~10月頃付近になります。
今ならInsider Program Dev版にすることによって体験できます。
なお、25H2提供開始と大手サイトが紹介していますが、25H2にあたる26200番台は2025年3月24日から提供されています。
ただ、インパクトのあるタイトルと言えば25H2 提供開始ですね!

バージョン | 一般名 | OS ビルド | リリース日 |
---|---|---|---|
21H2 | - | 22000 | 2021年10月5日 |
22H2 | Windows 11 2022 Update | 22621 | 2022年9月20日 |
23H2 | Windows 11 2023 Update | 22631 | 2023年10月31日 |
24H2 | Windows 11 2024 Update | 26100 | 2024年10月1日 |
25H2 | Windows 11 2025 Update | 26200 |
Insider Programとビルド番号の関係
- Canary 定のリリースとは結びつかず新機能をいち早く試せる OS ビルド 27000番台
- Dev 25H2 OS ビルド 26200番台
2025年3月24日から25H2。以前はDevにて24H2を提供 - Beta 24H2 OS ビルド 26100番台
- Release Preview リリース直前のビルドを配信
Windows 11 でInsider ProgramのDevして、Windows Updateすると25H2にすることが出来ます。「イネーブルメントパッケージ」(機能有効化型)の小規模アップデートとの期待に反してそれなりの時間がかかります。

主な新機能・改善点
今回もおそらくダラダラアップグレードです。一部の機能が一足先に提供されたりして「あれれ」って感じになると思います。
今の所、抽選アップデートだったりするのか比較しても24H2との違いが分かりません💦
- スタートメニューのカスタマイズ性の向上
- 「おすすめ」セクションのON/OFF切り替えが可能になり、ピン留めアプリや全アプリ一覧のみの表示が選択できます。これにより、視認性や起動速度が向上します。
- AI機能の強化
- Copilotの統合:タスクバーから呼び出し、チャット形式でファイル操作や設定変更が可能になります。
- AIエクスプローラー:ファイル名や内容を自動解析し、検索候補をリアルタイムで表示します。
- 仮想キーボードの改善
- タッチデバイス向けに片手操作モードやカスタマイズ可能なキー配置を搭載。絵文字パネルも刷新され、入力効率が向上します。
- タスクバーの機能追加
- アプリのアイコンを小さく表示するオプションが追加されます。
- バッテリー残量表示の視認性向上(数値表示や充電状態で色が変わる等)。
- バッテリー持続時間の最適化
- CPUの使用率に応じて最適なスロットリングを行い、バッテリーの持ちを延長する機能が含まれる見込みです。
- エラー画面(BSOD)の刷新
- 従来の青い背景の「ブルースクリーン・オブ・デス(BSOD)」が黒い背景に変更され、停止コードや障害ドライバーの詳細など、より多くの診断情報が表示されるようになります。これにより、問題の特定と解決が迅速に行えるようになります。
アップデート方式・その他
- アップデート規模
- 24H2からの大規模な機能追加ではなく、「イネーブルメントパッケージ」(機能有効化型)の小規模アップデートとなる見込みです。
- 24H2と25H2はサービスブランチを共有し、25H2用の新機能は24H2時点で無効化された状態で配信され、25H2へのアップデート時に有効化されます。
- リリース時期
- 一般向けリリースは2025年後半(9月~10月頃)が見込まれています。
※上記はInsider Previewの情報に基づく予想・解析結果であり、変更になる可能性があります。
サポート期間について
25H2のリリースに伴い、各エディションのサポート期間がリセットされます。具体的には、EnterpriseおよびEducationエディションは36か月、Pro、Pro Education、Pro for Workstation、Homeエディションは24か月のサポートライフサイクルが適用されます。
まとめ
- スタートメニューやAI機能の強化、タッチ・バッテリー周りの改善など、ユーザー体験向上を重視したアップデートが中心です。
- 24H2からの移行は短時間・小規模で完了する見込みです。