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Windows

古いPC 無条件インストール Windows 11 24H2 (23H2も可)

執筆者:山崎信悟 2001年からマイクロソフト認定トレーナーとして活動。パソコン自作歴30年以上。元プログラマー。元大規模ネットワークエンジニア。

古いPC 無条件 新規インストール(本記事)
※アプリ・データを削除して実施する方法

古いPC無条件 アップグレード・アップデート
アプリ・データを残して実施する方法

Windows 11 24H2にする方法

以下の3点のいずれかでお試しください。

9月下旬から10月下旬にWindows 11 24H2が登場するまで待つ

9月下旬から10月下旬にWindows 11 24H2が登場するまで待って試したい方は、Microsoft公式HP『Windows 11 をダウンロードする』をクリックし以下のようになりましたら実施してください。現在は2023 23H2です。

実施方法は、『Windows 11 23H2を古いPCにインストールする』と同じです。23H2を24H2に読み替えて実施してください。

Windows 11 24H2 RP版を古いPCにインストールする

2024年5月23日にWindows 11 24H2 Release Preview Channelが公開されました。ほぼ製品版です。古いPCにも新規ならインストール出来ます。

■ISOダウンロード
https://learn.microsoft.com/en-us/windows-insider/isos

2024年5月24日24H2もRufus 4.5から出来ることを確認しました。

詳しくは動画版『古いPCへ無条件でインストール Windows 11 24H2 Release Preview Channel』をご覧ください。

Windows 11 24H2 Release Preview Channelが公開されました。インストール後は製品版として使えます。ほぼ製品版です。とは言えRP版ですのでテスト環境(または自己責任)で実施しましょう。
古いPCにも新規ならインストール出来ます。アップグレードもできます。

POPCNT命令のない古いCPU環境だとシステム要件のバイパスができなくなりました。
AMD Athlon 64 X2やIntel Core 2 Duo / Core 2 Quadといった古いCPU環境では、システム要件のバイパスができなくなりました。
23H2かWindows 10 22H2で我慢しましょう。
https://www.nichepcgamer.com/archives/windows11-24h2-may-require-cpu-popcnt-instruction.html

WINDOWS 11 23H2 インストール

サポートされていないPCにWINDOWS 11 23H2をインストール(アップデート)します。互換性のないコンピューターは、自己責任になりますので注意してください。システムの安定性やドライバーの互換性が保証されていないことを理解し自己責任でアップグレードします。

サポートされていないPCの場合は、自動的にWindows Update を介して大型アップデートをすることはできません。要は23H2から24H2にすることは出来ません。

代わりに、ブート可能な USB フラッシュ ドライブまたは ISO ファイルを使用して、手動で アップグレードする必要があります。

Windows 10のサポート期限は、2025年10月14日です。Windows 10の最新のアップデートであるバージョン22H2であることが条件です。この期間まではWindows 10の動作が保証がされているので古いPCの方は、あと2年間 Windows 10を使った方が賢明です。

2025年10月14日付近になったらWindows 12に自己責任でするか、買い直すかを判断してください。

■動画のもくじ
00:00 導入
00:13 1年前のリメーク版 前回との違い
00:22 インストールの違いはなし。英語部分が日本語に
00:46 Rufusは、大幅に進化。使いやすく。暗号化無効化もできる
01:35 BitLocker(SSD暗号化)の自動有効化とは
04:57 自動インストールとは
05:18 無条件インストールについて
06:00 UEFI(GPT) / BIOS(MBR)について
08:09 22H2から、インターネット接続必須だが回避可能
08:33 マイクロソフトアカウントを回避してローカルアカウントに出来る
09:11 こんな方はご利用ください
10:00 作業手順
10:31 USBインストーラー作成
16:53 自動インストール
20:03 ユーザープロファイルとは
21:51 手動インストール

8GB以上のUSBメモリが必要

フォーマットしても良い8GB以上のUSBメモリであれば何でも良いです。

USB2.0のUSBメモリだとインストール用USB作成時に時間がかかります。

極める Windows 10 インストールメディア作成

USB2USB3USB3 高速タイプ
USBインストーラー作成時間15分5分30秒4分
インストール時間7分30秒6分30秒6分
書込速度8.15MB/s23MB/s267MB/s
読込速度36.90MB/s123.34MB/s267MB/s

ほぼ無条件USBインストーラーの作成方法

今回は、インストールメディアを作成できる「Rufus」を使って実現します。

Rufus - 窓の杜ライブラリ』に移動します。

「窓の杜からダウンロード」をクリックし、実行しましょう。

初回起動時のみ以下のメッセージが表示されます。必ず「はい」を押してください。「いいえ」を押すとアプリから直接ISOのダウンロードが出来なくなります。

アプリ経由でダウンロードする場合には、▼⇒ダウンロード

ダウンロードボタンを押してください。

初期値で大丈夫です。「続ける」を4回押した後、「ダウンロード」をクリックします。

「ダウンロード」フォルダに「Win11_23H2_Japanese_x64.iso」が保存されます。2回目は、ダウンロードではなく「選択」から「Win11_23H2_Japanese_x64.iso」を選んでください。

Intel 第5世代より古い場合は、GPTではなくMBRであることもあります。必要に応じてGPTをMBRにしてください。

スタートをクリックします。

カスタマイズオプションは以下の通りです。

本USBインストーラーを使って通常通りインストールしてください。

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