25H2は、裏技を使わなくても古いPCにインストールできる予定です。また、同様にアップグレードも裏技を使わず可能になる予定です。
2025年8月30日(日本時間) Windows 11, version 25H2 (Build 26200.5074) Release Preview Channelが提供されました。
PR版(Release Preview)は致命的な欠点がない限り製品版となるバージョンで製品そのままです。
古いPCでも24H2から25H2にできるかの確認にはISOファイルの提供が必要になります。ISOファイルは、来週2025年9月1日(月)~6日(土)日本時間に提供される予定です。
今回のバージョンは変更が少ないことから、24H2から25H2への変更制限も24H2の時と同様だと思われます。
24H2から25H2へのアップデート適用はシンプル
25H2 は「有効化パッケージ(eKB)」として提供され、バージョン 24H2 から 25H2 への移行は、「共有サービス ブランチ(shared servicing branch)」を活用しており、再起動は1回のみで済む仕組みになっています。
PowerShell 2.0 と WMIC の機能削除など、一部機能が廃止されました。
企業・教育機関向けの管理機能強化
エンタープライズまたは教育機関向けデバイスでは、グループポリシーや MDM CSP を通じて、特定のプリインストールされた Microsoft Store アプリをアンインストール可能に。展開は Windows Update for Business、WSUS、後には Azure Marketplace 経由でも行えます。
実際におこなってみた
残念ながらWindows 11 RP版にしても、すぐに24H2から25H2にすることは出来ませんでしたが、1時間ぐらい経過してできるようになりました。

一瞬でインストールが終わり、再起動すると...

何もなかったかのように25H2になりました。

本バージョンに限って製品版と同じビルド番号(Build 26200.5074)です。
このため、Windows Update→Windows Insider Program→プレビュー ビルドの受信を停止するグループの「次のバージョンのWindowsがリリースされたときにこのデバイスの登録を解除する」を選択することで製品版にすることが出来ます。
