2025年6月、GIGABYTEから登場した「Radeon RX 9060 XT」シリーズは、AMDの最新RDNA 4アーキテクチャを採用したミドルレンジGPUです。1440pゲーミングに最適化され、コストパフォーマンスと高効率・高性能を両立した注目のグラフィックカードです。
GIGABYTE Radeon™ RX 9060 XTシリーズ徹底分析
GIGABYTEから発表された「Radeon™ RX 9060 XT」搭載グラフィックボードは、最新のRDNA 4アーキテクチャを採用し、1440pゲーミングをターゲットとしたミドルレンジGPUです。ここでは、GIGABYTE公式HPや各種ニュースソースをもとに、各モデルの特徴やスペックを比較します。





モデルラインナップ
GIGABYTEのRadeon RX 9060 XTは、以下の4モデルが用意されています。1つのパッケージをOCの有無と16GB / 8GBに分けて4パターンにしたものです。このためサイズと外見は同一です。
- GIGABYTE Radeon™ RX 9060 XT GAMING OC 16G
- GIGABYTE Radeon™ RX 9060 XT GAMING OC 8G
- GIGABYTE Radeon™ RX 9060 XT GAMING 16G
- GIGABYTE Radeon™ RX 9060 XT GAMING 8G
価格と発売日
- 16GBモデル:国内予想価格 約62,800円~63,000円
- 8GBモデル:国内予想価格 約53,800円~54,000円
- グローバル発売日:2025年6月5日(日本は6日11時が最有力)
モデルごとの特徴GAMING OCシリーズ
GAMING OCシリーズ
- GIGABYTE独自のWINDFORCE冷却システム(Hawk Fan、サーバーグレード熱伝導グリス、複数ヒートパイプ、Screen Cooling)を搭載
- OC(オーバークロック)モデルで冷却性能・静音性が強化
- RGBライティングやデュアルBIOSなど、ゲーミング向け機能も充実
GAMINGシリーズ
- 標準モデルで、OCモデル同じサイズ
- 冷却機構はWINDFORCEベースだが、OCモデルほどの強化はなし
共通スペック概要
- アーキテクチャ:AMD RDNA 4
- プロセス:4nm
- コンピュートユニット:32基
- メモリインターフェース:128bit
- 対応解像度:主に1440p
- レイトレーシング強化、FSR 4対応
スペック比較表
共通仕様:AMD RDNA 4アーキテクチャ、4nmプロセス、Compute Unit 32基、128bitメモリバス、1440p対応、FSR 4サポート、レイトレーシング強化
モデル名 | メモリ容量 | TDP(TBP) |
---|---|---|
RX 9060 XT GAMING OC | 16GB | TBD |
RX 9060 XT GAMING OC | 8GB | TBD |
RX 9060 XT GAMING | 16GB | 160W |
RX 9060 XT GAMING | 8GB | 150W |
サイズは、L:281 , W:118 , H:40 mm。電源は8pin 1つ
クロックは全モデル共通で、ブーストクロック最大3.13GHz、ゲームクロック2.53GHz
容量・TDP・クロックの違い
- 16GBモデルは高解像度・高設定でのゲームプレイやクリエイティブ用途に最適
- 8GBモデルはコストパフォーマンス重視、価格も抑えめ
- TDPは16GBモデルが160W以上、8GBモデルが150W以上と僅差
まとめ
GIGABYTEのRadeon™ RX 9060 XTシリーズは、RDNA 4アーキテクチャによる高効率・高性能と、GIGABYTE独自の冷却技術で、1440pゲーミングに最適な選択肢です。用途や予算に応じて、16GB/8GB、OC/標準モデルから選択できます。特にGAMING OC 16Gは、冷却性能・静音性・拡張性を重視するユーザーにおすすめです。
関連URL
GIGABYTE 公式 HP 『グローバル版のHPにてRX 9060 XTが公開済』。
5万円~6万円台!Radeon RX 9060 XT 6月5日ついに発売
各ベンダーへのリンクあり