執筆者:山崎信悟 2001年からマイクロソフト認定トレーナーとして活動。パソコン自作歴30年以上。元プログラマー。元大規模ネットワークエンジニア。
いよいよWindows 11 24H2が10月2日(日本時間)に配信されました。
10月21日からFlyby11を使っても同様に出来るようになりましたので10月26日に追記しました。
10月21日からRufus 4.6を使っても同様に出来るようになりましたので10月24日に追記しました。
24H2にアップグレードする方法は3つ
メリット・デメリットがあるのでお好きな方法でどうぞ。
- Flyby11編
もっとも簡単に出来る!ツールがISOファイルのダウンロードのサポートから「setup /product server」を代わりに入力 - Rufus 4.6編(2024年10月21日登場)
USBメモリ必須(コマンド入力なしで出来る) - setup /product server編
コマンド入力が必要だがUSBメモリ不要
Flyby11編
もっとも簡単にできます。
執筆中。お急ぎの方は、動画版をご覧ください。
作業手順について
- Flyby11のダウンロード
- 「flybyscript.zip」の解凍
- Flyby11.exeのダブルクリック
- ISOファイルのダウンロード
- ISOファイルのマウント
- 「setup /product server」コマンドの入力
↑入力不要。裏でやってくれます
Flyby11のダウンロード
『GitHub - builtbybel/Flyby11: FlybyScript』をクリックします。
Releasesのすぐ下の所をクリックします。
「flybyscript.zip」をクリックしてダウンロードします。
「flybyscript.zip」の解凍
「flybyscript.zip」を右クリックし、すべて解凍します。
Flyby11.exeのダブルクリック
展開された「flybyscript」内にある「Flyby11」.exeをダブルクリックします。
「Native (Recommended)」と「(Method 1) Inplace Upgrade via Server Setup」にチェックを入れて「Start」をクリックします。
ISOファイルのダウンロード
以下のように選択し、ダウンロードをします。
ISOファイルのマウント
ダウンロードしたISOファイルをダウンロードします。
「setup /product server」コマンドの入力
あとは指示通り操作するだけです。
Rufus 4.6編
ほぼ無条件USBインストーラーの作成方法
今回は、インストールメディアを作成できる「Rufus」を使って実現します。
setup.exeにラッパーをかけて実現します。新鮮ですね。
動画版
『Rufus - 窓の杜ライブラリ』に移動します。
「窓の杜からダウンロード」をクリックし、実行しましょう。
選択の右の「▼」を押して「ダウンロード」をクリックします。
※Rufus 4.6以降であることをご確認ください。
「ダウンロード」をクリックします。
「続ける」を4回押したあとに「ダウンロード」をクリックします。
間違いなければ「スタート」ボタンをクリックします。
※別のUSBメモリを上書きしないように気を付けてください
必ず「4GB以上のRAM、セキュアブート及びTPM 2.0の要件を削除」にチェックをいれて「OK」ボタンを押します。
最終確認です。USBメモリの内容を消去して良ければ「OK」ボタンを押します。
USBインストーラーを使ってインストールする
Windows 11 24H2にしたいパソコンにUSBメモリを入れて「setup.exe」をクリックします。
あとは指示に従って操作をすればWindows 11 24H2になります。
setup /product server編
現在でも幸いなことに古いPCにもできます。残念ながらWindows 11 24H2からCore 2世代が出来なくなりましたので気を付けてください。Core 2世代の方は、Windows 10かWindows 11 23H2で1年間しのいでください。
00:00 古いPCでも簡単にWindows 11 24H2に出来る
00:15 超簡単に出来る
00:29 ほぼ無条件。USBメモリ不要 Windows 10 からもWindows 11 23H2からも出来る
01:23 OSのアップデートはプログラムは消えない。ファイルも消えない
02:24 超古いPCは出来ない(Core 2より新しいCPU)
03:07 やり方について ISOファイルのダウンロード
05:13 ISOファイルダウンロード後の作業
09:20 アップグレード前の状態に戻す方法
Windows 11 24H2にする方法
どうしてもアップグレードに失敗するときは、新規インストールも検討してください。
『Windows 11 超楽に古いPCを無条件に24H2にする』
Windows 10からWindows 11 24H2は可能です。Windows 7 / 8.1からWindows 11 24H2は不可です。もし実施したければWindows 10にアップグレードしてからWindows 11にしてください。
とても簡単で以下の3ステップです。
- ISOファイルのダウンロード
- コマンドプロンプトを管理者モードで起動する
- setup /product serverと入力する
ISOファイルをダウンロードする
Microsoft公式HP『Windows 11 をダウンロードする』に移動します。
「Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする」カテゴリの「ダウンロードを選択」を選択し、「Windows 11 (multi-edition ISO)」を選び、ダウンロードをクリックします。
「製品の言語の選択」で「1つ選択」をクリックし、「日本語」を選択し、「確認」を押します。
最後に「64-bit ダウンロード」をクリックします。ダウンロードは5分程度かかります。ダウンロード時間は通信環境に依存します。
エクスプローラーからダウンロードしたファイルをダブルクリックします。
もし、下記メッセージが表示された場合には、「開く」をクリックします。
「Win11_24H2_Japanese_x64.iso」ファイルが以下の例ではJドライブとしてマウントされました。多くの方は「D」か[E]です。
コマンドプロンプトを管理者モードで起動する
スタートボタンをクリックし、検索バーに「cmd」と入力後、「管理者として実行」をクリックします。変更を加えることを許可してください。
こので間違える人が多いので気を付けてください。2つ前の画像が「D:」か「E:」かをきちんと覚えてください。
それを入力して「Enter」キーです。
次に「setup /product server」を入力してエンターキーです。
Windows Serverのインストールと書いてありますが、24H2がインストールされますのでご安心ください。「次へ」をクリックします。
「同意する」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
インストールの内容を確認してください。今回は間違いないです。「インストール」をクリックします。
無事にWindows 11 24H2にすることが出来ました。お疲れ様でした。
Windows 11 24H2 RP版をインストールする
製品とほぼ同じ先行リリース版。製品版として扱われます。
出来ない噂もありましたが、3つの方法のうち「setup /product server」だけが出来ました。rufusは出来ず。「appraiserres.dll」を操作する方法も出来ないハズです(条件が緩くなっているから再度検証しないと)。
「setup /product server」で実施する方法を紹介しています。 良かったら動画版をご覧ください。
■動画の目次
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- 00:00 古いPCでも簡単にWindows 11 24H2に出来る
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- 00:28 超簡単に出来る
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- 00:43 ほぼ無条件。USBメモリ不要 Windows 10 からもWindows 11 23H2からも出来る
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- 01:11 OSのアップデートはプログラムは消えない。ファイルも消えない
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- 02:24 超古いPCは出来ない
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- 03:11 やり方について
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- 03:26 2024年秋以降のやり方
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- 05:29 Windows 11 24H2 RP版のやり方
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- 06:57 ISOファイルダウンロード後の作業