DDR4メモリは、1枚差すよりも2枚のデュアルチャネルが鉄板です。転送速度が2倍になります。特にAPU(CPUとGPUが統合しているヤツ)では性能差が著しいです。
余談ですが、DDR4までは見栄えをよくするため2枚より4枚が定番ですが、DDR5で4枚だと動作クロックに制限が発生するためDDR5の速度重視なら2枚が一番いいです。
ダミーメモリを使うことでDDR5でも、4枚さしても速度の低下を防ぐことができます。
DDR5のダミーメモリは、特許技術らしく『v-color Hynix』だけです。16GBx2+0GBx2
じゃDDR5メモリも2枚でデュアルチャネルと思っておりましたが、間違っていました(笑)正解は2枚でクアッドチャネルです。
このシングル・デュアル・クアッドは、HWiNFO64で確認が出来ます。
DDR4の場合
DDR4 8GB × 1枚だと「シングル チャンネル」です。見慣れたことなので気にならない。
DDR4 8GB × 2枚だと「デュアル チャンネル」です。ここまでも普通。
DDR4 16GB × 4枚でも「デュアル チャンネル」です。ここは余談です。
DDR5の場合
DDR5 16GB × 1枚だと「デュアル チャンネル」です。
DDR5 16GB × 2枚だと「クアッド チャンネル」です。
DDR4のデュアル チャンネル。DDR5のクアッドチャネルの重要性
メモリ1枚と2枚ではパフォーマンスが違います。
DDR5 5200MHz × 1枚の場合のスコアは、6142でした。
DDR5 5200MHz × 2枚の場合のスコアは、9185でした。1.5倍のスコアになりました。
4800MHz 16GB×2の場合。周波数の差は大きいです。
Chuwi CoreBox 5thのメモリは、楽天で購入し僅か7000円で1.5倍の性能になるので、やるべきです。
この著しい差はAPUでしか発生しません。外付ビデオカードがある場合だと、グラフィックカード側が処理するためここまでの差はでないです。
ROG Allyのベンチマーク結果
DDR5 5200MHzに対してDDR5 6400MHzの効果が大きいと思われます。
BIOSで設定変更ができないので残念ですが、もし6400MHzだったら同等くらいになっていたかも。
Full HDでも、100点なのが流石です。