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ハードウェア

NVIDIA 革新的なGeForce RTX 50シリーズを発表!AIで新時代のゲーミング体験へ

NVIDIAが2025年1月7日(日本時間)、CES 2025にて次世代GPU「GeForce RTX 50シリーズ」を正式に発表しました。新しいBlackwellアーキテクチャを採用したこのシリーズは、ゲーマーやクリエイターに革命的な性能向上と新機能をもたらします。

NVIDIA CEO ジェンスン・フアン氏の基調講演が、米国時間 1月6日(月)午後6時30分からになり日本時間だと 1月7日(火)午前11時30分からです。

Blackwellアーキテクチャで何が変わる?

Blackwellは、AI処理能力を大幅に向上させたアーキテクチャです。最大920億個のトランジスタを搭載し、前世代と比べてAI性能は最大30倍、電力効率は最大25倍を達成しています。これにより、よりリアルなゲームグラフィックスと、より高速なAI処理が可能になります。

驚異的な性能向上

GeForce RTX 50シリーズは、前世代と比較して驚くべき性能向上を実現しています。各モデルは以下の通りです。
※いつものごとく、最大でのセールストークになるため、実際には1.3倍程度に留まることでしょう。

  • RTX 5090:RTX 4090の2倍の性能
  • RTX 5080:RTX 4080の2倍の性能
  • RTX 5070 Ti:RTX 4070 Tiの2倍の性能
  • RTX 5070:RTX 4070の2倍の性能

特筆すべきは、RTX 5070が前世代の最上位モデルRTX 4090と同等の性能を、わずか549ドルで実現している点です。

革新的な技術

RTX 50シリーズは、AIを活用した画期的な機能を多数搭載しています:

  • ニューラルシェーダー:映画品質のグラフィックスをリアルタイムで実現
  • DLSS 4:さらに進化した超解像技術
    DLSS 4は、1つのレンダリングフレームから最大3つの追加フレームを生成可能となりました。さらに、DLSS 4ではトランスフォーマーモデルを採用し、AIによる画像生成の精度が向上しています。これにより、ゴースティングの低減や時間的安定性の向上が図られ、より高品質な映像表現が可能となっています。
  • RTX Neural Face:高品質なデジタル顔のリアルタイムレンダリング

従来のレンダリング手法と比較して最大8倍のフレームレート向上

DLSS 4の「マルチフレーム生成」技術により、1つのレンダリングフレームから最大3つの追加フレームを生成できます。これにより、従来のレンダリング手法と比較して最大8倍のフレームレート向上が実現します。

例えば、従来のレンダリング手法で1秒間に30フレーム(30fps)を生成していた場合、DLSS 4のマルチフレーム生成を適用すると、各フレームから3つの追加フレームが生成され、合計で1秒間に120フレーム(30fps × 4 = 120fps)となります。これにより、フレームレートが4倍に向上します。

さらに、DLSS 4では、AIによるスーパー解像度やレイ再構築などの技術も組み合わせて使用されるため、全体的なパフォーマンス向上が図られます。これらの技術の組み合わせにより、特定の条件下で最大8倍のフレームレート向上が可能となります。

ただし、実際のフレームレート向上は、ゲームの種類や設定、使用するハードウェアによって異なるため、最大8倍の向上は理論上の値であり、すべての状況で達成されるわけではありません。

PCI Express(PCIe)5.0対応

PCI Express(PCIe)5.0は、コンピュータ内部でデータを高速にやり取りするためのインターフェース規格の第5世代です。2019年に策定され、前世代のPCIe 4.0と比較して、データ転送速度が2倍に向上しています。

GDDR6XからGDDR7Xで帯域が増強

GDDR6XからGDDR7への移行により、メモリ帯域幅は大幅に向上します。

GDDR6Xは最大22Gbpsのデータ転送速度を持ち、例えば384ビットのバス幅を持つシステムでは、メモリ帯域幅は約1008GB/sとなります。

一方、GDDR7は最大36Gbpsの転送速度を実現し、同じ384ビットのバス幅であれば、帯域幅は1728GB/sに達します。

これは、GDDR6Xと比較して約1.7倍の帯域幅の増加を意味します。

この性能向上は、GDDR7が新たに採用したPAM3(3レベルパルス振幅変調)技術によるもので、これにより1サイクルあたり1.5ビットのデータ伝送が可能となり、データ転送効率が向上しています。

さらに、GDDR7の高いシステム帯域幅(1.5TB/s以上)は、生成AIのテキストや画像生成などの応答時間を最大20%短縮させると予想されています。

これらの進化により、GDDR7はゲームやグラフィックス処理、AIアプリケーションなど、帯域幅の需要が高い分野での性能向上が期待されています。

価格と発売日

日本での価格は以下の通りです

  • RTX 5090:393,800円~
  • RTX 5080:198,800円~
  • RTX 5070 Ti:148,800円~
  • RTX 5070:108,800円~

RTX 5090とRTX 5080は1月30日から、RTX 5070 TiとRTX 5070は2月から発売予定です

NVIDIAのこの新シリーズは、AIの力を活用してゲーミングとクリエイティブワークの未来を切り開くものと期待されています。高性能と革新的機能の組み合わせにより、GeForce RTX 50シリーズは間違いなく2025年のPC市場に大きなインパクトを与えるでしょう。

関連URL

GeForce RTX 50 シリーズ グラフィックス カード | NVIDIA

お得な情報

1

AliExpressにて発売日が12月31日と明記されていますが、私が前もって自腹購入し12月26日に発送されました。

2

セールが開始される前までは、クーポンが沢山あまります。セール開催は、2月上旬だと思われます。
セール開始後は、超品不足になります。

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