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レビュー 最強PCにすべくRyzen 9 9950X3Dに変更!Ryzen 9 7950Xからの実施 実質79,130円

実質79,130円の負担で2年半前のPCが最新最強PCに変わりました。

2025年3月15日11時のCPU争奪戦に勝利し、翌日午前中に最強CPUである「Ryzen 9 9950X3D」が到着しました。「Ryzen 9 9950X3D」は、ゲーム最強の「Ryzen 7 9800X3D」とクリエイター業務最強の「Ryzen 9 9950X」のいいとこどりをしたCPUでゲーム&クリエイターの両面で最強のCPUです。

余談ですが、Ryzen 9 9900X3Dも同様に、ゲーム最強の「Ryzen 7 9800X3D」と「Ryzen 9 9900X」のいいとこどりのCPUのため、「Ryzen 7 9800X3D」よりももう少し余力が欲しい時に最適です。

「Ryzen 9 9950X3D」は、TDP170Wとのため最強の水冷クーラーが望ましいです。対して「Ryzen 9 9900X3D」も120Wのため強めの水冷クーラーが必要です。

私は、TDP170Wの「Ryzen 9 7950X」を使っていました。「Ryzen 9 9950X」が出た時にどうせ「Ryzen 9 9950X3D」が出るからいいやと待っておりました。※単に無職でお金が無かったのが理由として大きい

Ryzen 9 9950X3DのPCを買ったり組み立てると高額になりますが、2年半前のPCを最強にするのは以下の予算で出来ました。

147,580円(ビックカメラ) - 14,758pt(ビックカメラポイント) - 1,342pt(楽天リーベイツ) - 59,000円(旧PCメルカリ売上) +750円(メルカリ送料) + 5,900円(メルカリ手数料)

実質79,130円の負担で2年半前のPCが最新最強PCに変わりました。

以下の表はRyzen 9 9950X3D、Ryzen 9 9900X3D、Ryzen 7 9800X3Dの主な違いをまとめたものです。

ゲームをするだけなら「Ryzen 7 9800X3D」が最適ですが、動画配信やクリエイター作業もするなら「Ryzen 9 9950X3D」や「Ryzen 9 9900X3D」がいいです。

特徴Ryzen 9 9950X3DRyzen 9 9900X3DRyzen 7 9800X3D
コア数16128
スレッド数322416
ベースクロック4.3GHz4.4GHz4.7GHz
最大ブーストクロック5.7GHz5.5GHz5.2GHz
L3キャッシュ128MB128MB96MB
合計キャッシュ (L2+L3)144MB140MB104MB
TDP170W120W120W
発売日2025年3月14日2025年3月14日2024年11月15日
価格(税込)約132,800円約112,800円約86,800円
現93,800円

Ryzen 9 9950X3Dは最上位モデルで、最も高いコア数とスレッド数を持ち、最大のキャッシュと最高のブーストクロックを誇ります。Ryzen 9 9900X3Dは中間モデルで、9950X3Dと同等のL3キャッシュを持ちながら、コア数とTDPが抑えられています1Ryzen 7 9800X3Dは最も少ないコア数ですが、高いベースクロックを持ち、ゲーミング性能に特化したモデルとなっています。

全てのモデルが第2世代AMD 3D V-Cacheテクノロジーを採用しており、高いゲーミングパフォーマンスを実現しています。

Ryzen 9 9950X3Dを実際に使用する際には、以下の注意点に留意する必要があります。

AMD Ryzen 9 9950X3Dは、2つのCCD(Core Complex Die)を搭載しています。そのうちの1つのCCDには3D V-Cacheが実装されており、もう1つのCCDには3D V-Cacheが搭載されていません。
ゲームを動かす際にゲームアプリを3D V-CacheのCCDに優先的に割り当てることにより、ゲームなどの特定のアプリケーションで高いパフォーマンスを発揮します。

BIOSとドライバーの更新

マザーボードのBIOSを最新する

マザーボードのBIOSを最新版に更新することが不可欠です。これはRyzen 9 9950X3Dの性能を最大限に引き出すために必要な手順です。

早速、『ASUS ROG CROSSHAIR X670E HEROのBIOSをアップデート』しました。2022年10月に購入したものです。2025年3月7日に提供されたものです。

BIOS

BIOSの役割も多くなりバージョンアップもそれなりの時間がかかりました。

  1. AMDの最新チップセットドライバーをインストール』してください。特に「AMD 3D V-Cache Performance Optimizer Driver」と「AMD PPM Provisioning File Driver」が3D V-Cache搭載コアを適切に動作させるために重要です。

ダウンロードしたファイルを実行し、「カスタムインストール」をクリックします。

チップセットドライバーを同意してインストールします。

CPUの交換

CPUの交換を実施します。鉄板の3製品の事前準備を忘れずに

キムワイプとエレクトロニッククリーナーを使えば綺麗になります。私はエレクトロニッククリーナーをキムワイプにスプレーしてふき取ります。

Windows設定

  1. Game Barを最新版に更新します。
    ※Windows 11だと一体化されて、特に最新にする手順がないような...
  2. Windowsのゲームモードと仮想化ベースのセキュリティを有効にします(Windows 11ではデフォルトで有効)。
  3. セットアップ後、15分程度システムをアイドル状態にし、Windowsのメンテナンスタスクを実行させます。

パフォーマンスの最適化

  1. 3D V-Cache搭載CCDの使用:ゲームは3D V-Cache搭載CCDで優先的に動作するようWindowsが制御しますが、この機能を活用するには上記の設定が必要です。
  2. 冷却:36cm級の水冷クーラーを使用すれば、温度管理に問題はありません。
  3. 電力管理:PPT(電力リミット)は200Wに設定されており、高負荷時にはこの上限近くで動作します。

アプリケーション互換性

  1. ゲーム以外のアプリケーションでは、3D V-Cacheの恩恵を受けられない場合があります。
  2. 一部のアプリケーションでは、CCDの使い分けによってパフォーマンスが最適化されない可能性があります。
  3. 今回は、ゲームではない「Chrome.exe」で説明しますが、もし誤った認識をしている場合は、手動でチェックをつけます。チェックをつけるとCCDを優先的に使うようになります。

※既にゲームとして認識されているアプリケーションは、この赤の点線部分の表示がありません。

システム要件

  1. 標準クロックの場合は、DDR5-5600対応のメモリを使用することで、最適なパフォーマンスを得られます。Ryzenn 8000番台以降のスイートスポットはRyzen 9000シリーズも含めてDDR5-6000からDR5-6400に変わりました。オーバークロックのため保証はないですが大抵大丈夫です。
  2. PCIe 5.0対応のマザーボードとストレージを使用することで、システム全体の性能を最大化できます。

これらの注意点に留意することで、Ryzen 9 9950X3Dの性能を最大限に引き出し、安定した動作を確保することができます。

Ryzen 9 7950X VS Ryzen 9 9950X3D

Full HDだとCPU性能によって大きくスコアが変わります。

QHD(2560×1440)でも20フレーム / sも違います。

4Kだと8フレームの差になります。グラフィックカードの方がボトルネックになるようです。

モンハンはかなりの差を感じましたが、CINEBENCHだとGPUで+5%。マルチコアで15%。シングルコアで15%の差です。順当進化な感じです。

まとめ:ゲームもクリエイター業務も性能面で頂点を極めたい方に

Ryzen 9 7950Xも凄く快適で(言うならば前モデルのRyzen 9 5950Xも快適だった)満足でしたが、中二病の私は最速を目指したいものです。

Ryzen 9 9950X3Dならばゲームもクリエイター業務もトップの性能です。Intelが勝手にずっこけてしまったので今ならRyzen 9 9950X3D一択でしょう。

関連URL

最強CPU Ryzen 9 9950X3Dは日本にて2025年3月14日(金) 11時に発売 価格は132,800円(Ryzen 9 9900X3D 112,800円)

お得な情報

1

10,000円(税込)以上の買物でポイントアップ対象になります。上限は5,000ポイントです。

2

いよいよZOTACの白モデルが3月28日(金)に発売されます。

3

現在は、10%OFFで65,340円です。

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