2025年6月5日発売のミドルレンジGPU「Radeon RX 9060 XT」。ASRockからは「Steel Legend」と「Challenger」の2モデルが登場し、どちらもゲーマーや自作PCユーザーから大きな注目を集めています。ここでは両モデルの特徴やスペック、選び方のポイントをまとめます。
ASRock RX 9060 XT Steel Legendの特徴
- 外観・デザイン
- ホワイト基調のトリプルファン仕様で、RGBライティングを搭載。見た目もスタイリッシュで、ホワイト系やシルバー系の自作PCに最適。
- 金属製バックプレートやエアディフレクトフィン、カスタムヒートパイプなど冷却重視の設計。
- スペック
- メモリ容量:8GB / 16GB GDDR6(20Gbps)
- ブーストクロック:3,320MHz(リファレンス比+190MHz)
- ゲームクロック:2,780MHz(リファレンス比+250MHz)
- 出力端子:DisplayPort 2.1 ×2、HDMI 2.1b ×1
- 消費電力:16GBモデルで約160W~182W(OC時)
- PCIe 5.0 x16対応
- 冷却性能・静音性
- トリプルファン+大型ヒートシンクで高い冷却性能。アイドル時はファンが完全停止し静音性も高い。
- その他機能
- Polychrome SYNC対応でマザーボードや他デバイスとRGB同期可能
- 8ピン電源コネクタ1本






ASRock RX 9060 XT Challengerの特徴
- 外観・デザイン
- ブラック基調のデュアルファン仕様。Steel Legendよりシンプルで、RGBは控えめまたは固定色。
- サイズもややコンパクトで、ミドルタワーや小型ケースにも組み込みやすい。
- スペック
- メモリ容量:8GB / 16GB GDDR6(20Gbps)
- ブーストクロック:3,290MHz(リファレンス比+160MHz)
- ゲームクロック:2,700MHz(リファレンス比+170MHz)
- 出力端子:DisplayPort 2.1 ×2、HDMI 2.1b ×1
- 消費電力:8GBモデルで約150W~(OC時は最大182W)
- PCIe 5.0 x16対応
- 冷却性能・静音性
- デュアルファン+金属製バックプレートで、冷却と耐久性を両立。Steel Legendよりは冷却面で控えめですが、ミドルレンジGPUとしては十分。
- その他機能
- 8ピン電源コネクタ1本
- RGBはスイッチでON/OFF可能






スペック比較表
項目 | Steel Legend | Challenger |
---|---|---|
メモリ | 8GB / 16GB GDDR6 | 8GB / 16GB GDDR6 |
ブーストクロック | 3,320MHz | 3,290MHz |
ゲームクロック | 2,780MHz | 2,700MHz |
冷却 | トリプルファン・大型ヒートシンク | デュアルファン・標準ヒートシンク |
RGB | Polychrome SYNC対応 | 固定色または控えめ |
出力端子 | DP2.1×2, HDMI2.1b×1 | DP2.1×2, HDMI2.1b×1 |
電源 | 8ピン×1 | 8ピン×1 |
価格帯 | 上位・やや高め | 標準・コスパ重視 |
どちらを選ぶべき?
- Steel Legendは、冷却性能・静音性・デザイン性を重視したい方や、ホワイトPCを組みたい方におすすめ。オーバークロック耐性も高く、長時間の高負荷ゲーミングにも安心です。
- Challengerは、コストパフォーマンス重視や、シンプルなデザインを好む方、コンパクトなケースに組み込みたい方に最適。必要十分な冷却と性能が得られます。
まとめ・感想
ASRock RX 9060 XT Steel LegendとChallengerは、いずれも最新RDNA 4アーキテクチャを採用し、1440pゲーミングに最適なミドルレンジGPUです。Steel Legendは見た目や冷却性能、Challengerはコスパやサイズ感で選ぶと良いでしょう。どちらも6月5日より発売予定、価格も8GB版が約5.4万円、16GB版が約6.3万円と、コスパの高さが魅力です。
「10万円以下で高性能なグラボが欲しい」「最新タイトルを快適に遊びたい」という方は、ぜひASRock RX 9060 XTシリーズをチェックしてみてください!